名古屋の歴史と
風土に磨かれた伝統の味
当蔵は代々、越後流を基本とした淡麗で吞み口の良い酒造りを行ってきました。淡麗なお酒は味がクリアであるが故に、誤魔化しの効かない丁寧でレベルの高い仕事が要求されます。そして名古屋の風土に合わせて育ち続けてきた当蔵の酒造りは、慎重に味のバランスをとる事で、呑みやすさを保ちつつも味の広がりが感じられるお酒として磨き上げられました。
名古屋という土地で、造り手と飲み手が近い距離で密接に交流しながら育まれてきた金虎の伝統の味。これからも引継ぎ、そして進化して参ります。
杜氏 木村 伸一
20代の若さで全国新酒鑑評会6年連続金賞受賞を果たし、その他にも数々の賞を受賞している愛知県指折りの実力派杜氏。
普段は柔和だが酒造りには一切の妥協を許さず、ストイックなまでに良い酒を追い求める。また新技術の研究にも余念がない。飲みやすく、それでいて味わいの広がる酒造りを理想とする。
令和6年度日本醸造協会醸造技能者表彰受賞。
名古屋城本丸御殿の復元を願って
華麗な御殿を思わせる
大吟醸「大吟醸 名古屋城本丸御殿」
フローラルな印象の華やかな香りと艶のあるなめらかな舌ざわり。主張しすぎない綺麗な旨みが特徴の「大吟醸 名古屋城本丸御殿」昭和20年5月の大空襲で焼失した名古屋城本丸御殿の復元を願い醸し続けてきた当蔵自慢の大吟醸酒です。当商品の売上の一部を本丸御殿積立基金に寄附させていただきました。